私と彼は上手くいっていました。
仲が良くていつでも一緒。
そんな私達を「ニコイチ」と呼ぶ人もいました。
彼は私より少し年下ではありましたが、
関係性としては彼が私を引っ張ってくれていました。
そしてそんな彼を心強いと思っていましたし、
「守られている」感じがして私も居心地が良かったんです。
そんな関係はいつしか「主従」のような関係に変わっていきました。
彼のいう事が正しい。そして私が謝る。
そんな事が頻繁に起こるようになりました。
私が本当に悪ければ謝って当然なのですが、
「彼の考えと違う」「彼の思うとおりに私が動かなかった」という事で、謝る事が多くなっていきました。
「そんなの恋愛じゃない」と少しずつ思い始めてから、
少し「熱」が取れたように冷静に彼のことを見ることができました。
すると今まで見えてこなかった部分が沢山見えてきたんです。
彼が良くないことをしても彼自身は「謝る」という事をしないんです。
まるで彼は「謝らない王様役」。私は「謝る下僕役」といったようにも思えました。
結局、それが原因でお別れすることになってしまいました。
あんなに心地よかった関係性も、
ふとした瞬間で嫌悪してしまうものなんだなあ・・・と痛感した出来事でした。